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バランス型投資信託
株式以外に債券など複数資産を組み入れた投資信託。手軽に分散投資をでき、値動きが小さくなる特徴がありますが、手数料の面で明らかに損です。個人向け国債を購入すれば信託報酬はかからないことを知っていれば、わざわざ無駄な手数料のかかる金融商品は選択肢に上がる事もないでしょう。
テーマ型投資信託
自動運転やAIなど、関心の高まっている業界に絞って投資対象を決めているため、分散効果を減らしています。トヨタなどの値がさ株も組み入れられていて少額から買えるというのが初心者向けな感じもしますが、手数料が高くお勧めできないことが多いと思います。時代に合わせて別のテーマに乗り換える時にはまた販売手数料がかかります。その販売手数料も1.5%で信託報酬1.5%などという商品が普通にあり、利益が出た場合もその多くを吹き飛ばされる可能性が高いのがわかっているのも悲しいです。
通貨選択型やハイイールド債投資信託
これらは地道な成長で資産形成を目指すにはリスクが高いです。十分にリスクを理解し、分散投資の一つに組みい入れるのはありかとは思いますが手数料も高いのが痛いところ。自分なら選択肢に入れることはありません。
謎の高信託報酬インデックスファンド
締めくくりにこれを紹介したいです。王道であるeMAXIS Slim国内株式(販売手数料0円、信託報酬0.17%)と全く同じ投資を行う某銀行グループ日経平均225という商品は販売手数料1%。信託報酬0.81%と大きな差があります。これらが同じSBI証券で販売されていることが驚きです。知らずに買った人がこの事実を知った時、怒られないのか心配になるレベルです。
結論は以下の通り
インデックスファンドの手数料がより安いものを選択。アクティブファンドやバランス型などは無視でOK