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冬の快適装備 e-HEATを市販モバイルバッテリーで使う

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冬のライダーの強い味方!しかし…

バイク乗りにとって快適な季節は極めて短く、1日の中でも気温の変動が激しいことも。

いくら厚着をしても、走行風でどんどん体温は奪われてしまう。そこで活用したいのが電熱ウエアなどの発熱するアイテム。特に冷えやすい手先はRSタイチの定番シリーズ eHEATのグローブが活躍します。自分が使用しているのは2022年モデルのRST649ですが、防水機能も備えており冬のロングツーリングには欠かせないものになっています。

しかし、数日かけて長距離を走ることがある自分にとっては大きな弱点が。それは電源の問題です。付属のバッテリーでは標準出力で4時間強程度しか発熱できず、出先での充電も面倒です。そもそもグローブ内にバッテリーを入れていくと結構違和感があります。電源ケーブルを延長して車体から電源を取りたくなりますが純正ではそのパーツがないため、Amazonで買える変換ケーブルを用いて市販の大容量バッテリーを運用できるようにしました。

特殊な規格を採用しているeHEAT

一般的な電熱系アイテムで採用されているのは、DC「外径3.8/内径1.4mm」のコネクタ(コミネ、アイリスオーヤマ、ワークマンなど)。ところがeHEATはそれよりだいぶ太い DC「外径4.0/内径1.7mm」のコネクタが採用されています

そこで、変換コネクタを用いて接続してみた図がこちら 

グローブ本体から3.8/1.4mmに変換、1m延長したのちに5V-7.2V昇圧コネクタを介してモバイルバッテリーに接続

これにより、純正の 7.2V 5000mAhバッテリーに替わり5V 10000~20000mAh程度の市販バッテリーが使えますが、ハイパワーでは昇圧が間に合わないのか電源が落ちることも多く、実質ローパワー限定です。大容量のバッテリーは数千円で数万mAhが買える状況なので、数個持っていくと他の電熱系アイテムやインカム、スマホの充電にも流用でき便利です。

ハイパワーが使えないのはデメリットですが、ロングツーリングでは長く使える安心とグローブ内にバッテリーがなく軽いので疲れないというのが利点です。また、純正バッテリーには専用充電器も必要なため、それらが不要となるのは荷物が減らせる意味で助かります。おすすめと言いたいところですが、メーカーの保証外となり漏電などリスクも伴うため実験は自己責任でお願いします。

今回Amazonで購入した変換ケーブル
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